PET検査について

よくあるご質問

PET 検査のながれ

Q1:PET検査とは?

PET(ペット)検査とは、「ポジトロン断層撮影法」のことで、X線CTのような装置(左写真)で、心臓、脳などの働きやがん細胞の活動を断層画像(輪切りの断層と縦切りの断層があります。)としてとらえ、病気の原因や病状を的確に診断する新しい検査法です。

Q2:PET検査では、何がわかるのですか?

PET検査では、腫瘍検査、心機能検査、脳機能検査、脳酸素消費量検査、心筋血流検査、脳血流検査などが可能となっています。ただし、検査目的に合わせた"くすり"を使用していくことが必要となってきます。

Q3:PET検査で用いられる"くすり"にはどんなものがあるのですか?

人体が必要としている酸素、水、糖分、アミノ酸、脂肪酸、核酸、神経伝達物質などに、ポジトロン核種を標識した化合物が、PET検査に用いられる"くすり" の正体です。代表的なPET製剤を下表でご参照ください。当施設では、腫瘍検査等を目的としていますので、使用される"くすり"(PET製剤)は、18F-フルオロデオキシグルコース(FDG)となります。

ポジトロンで標識したPET製剤 剤 形 検 査 目 的
15O‐酸素ガス 吸入剤 脳酸素消費量の検査
18F-フルオロデオキシグルコース 注射剤 心機能検査、腫瘍検査、脳機能検査
18F-フルオロドーパ 注射剤 脳機能検査(ドパミン代謝)
11C-メチオニン 注射剤 アミノ酸代謝検査、腫瘍検査
11C-酢酸 注射剤 心筋の検査
11C-メチルスピペロン 注射剤 脳機能検査(ドパミンD2受容体)
13N-アンモニア 注射剤 心筋血流量の検査
15O-水 注射剤 脳血流量の検査

Q4:なぜ、FDGを使ったPET検査は、がん細胞を発見することができるのですか

がん細胞は、正常細胞より増殖が盛んで、糖分を多く消費する性質があります。そこで糖に微量の放射線を出す薬剤を静脈注射します。すると全身を循環して、がんの病巣に多く集まります。その様子を専用の「PETカメラ」で画像化し、がんの場所、大きさ等をしることができるという仕組みです。

Q5:PET検査でわかる”がん”は、どのようなものがありますか?

18F‐ FDGをつかったPET検査は、ほとんどのがんの診療に有用です。肺がんや大腸がん、食道がん、膵がんなどの消化器系のがん、子宮がん、卵巣がんなどの婦人科系のがんや、甲状腺がん、乳がん、悪性リンパ腫瘍や骨腫瘍、悪性黒色腫などの診断にも役立ちます。ただし、すべてのがんに医療保険の適用があるわけで はありませんので、注意していただくことを申し添えます。(トップページより「保険適用」をご参照下さい)。

Q6:PET検査を受けたら、人間ドックを受けなくてもいいのですか?

PET検査が、主に脳、心臓などの働きやがんなどの診断を目的としているのに対し、一般的に言われる"人間ドック"は、生活習慣病の診断を目的としたものとなっ ています。それぞれが目的を異にしていることからすると、PET検査を受けたからと言って、人間ドックを受けないで良いということではないと考えます。

Q7:PET検査は腫瘍の良性か悪性かの診断も可能なんですか?

悪性の腫瘍では、"くすり"(18F‐FDG)の取り込みが高く、良性の腫瘍では"くすり"の取り込みが低いことが多いようです。腫瘍への"くすり"の取り込みの程度で、腫瘍の性質を診断するのですが、全ての腫瘍で悪性か良性かがきちんと鑑別されるわけではありません。

ページトップへ戻る

  • 友愛会トップ
  • 豊見城中央病院
  • 南部病院
  • 健康管理センター
  • 友愛園
  • 介護事業部
  • 採用情報